
“たんたんころりんは人に見つかるのを嫌う”

(妖怪アンテナが反応する)

“気付かれたか?(モノローグ)”

“ひいいい(恐怖)(モノローグ)”
※この後、たんたんころりんは捕獲された…。
「たんたんころりん」という妖怪も調べてみると面白い。
水木しげる先生の「たんころりん」では柿の実に顔が描かれた妖怪であり、僕の漫画も、それにならった形にしてある。
しかし「国際日本文化研究センター 怪異・妖怪伝承データベース」によれば、「たんたんころりん」は古い柿の木が化けた大入道であるという。
たんたんころりんは、宮城県仙台市に伝わる妖怪で、柿の実を取らずに放っておくと、この大入道が出現するという。
地元の妖怪だったのか!
柿の実を取らずに放っておくと出現するというトリガーも興味深い。
せっかく実った柿を食べずに放っておくと、もったいないということなのだろうか。
そういえば、昔、TVCMで「もったいないお化け」というのがあったなぁ。